父のこと～その4～
※別ブログから記事を移動しました。 2011年のことで、覚書として載せておきます。
本当なら（2011年）９月１１日にそのまま残ればよかったのですが・・
１７日に次男の運動会があったのですヽ(;´Д｀)ノ
長男の水泳大会もかぶってしまって、おっさん（元だんな）は長男の水泳大会の
会場へと送り、私は運動会の方へ出ないといけません。
運動会が終わったらまた子供達も一緒に病院へ連れて行くつもり
でいったん、○○県に戻りました。
運動会が終わって、少し休んだ後に実家へ出発しました。
二人で運転するのですが、まぁ、眠い眠い。
私はトンネルのライトが子守歌？催眠術？みたいな感じで
眠くなるし・・。
ほっぺをひねりつつ・・ガムを噛みつつ、がんばりました。
・・・・が、ほとんどがおっさん運転です。乙です。
１８日の朝、病院についてみると父はおう吐していました。
朝の４時からおう吐するようになったと。
しかし、胃には食べ物が入ってないので出る物はない。
痰だけが出ていました。
何度もえずくのですが、出ない。
オェェェェ・・・・！！！
と言うのに、出ない。顔が真っ赤になってえずくのに出ない。
すごくつらそうでした。
吐き気止めの注射をしてもらっていました。
水を飲んでもおう吐するので、水分もとれない・・・。
抗癌剤は使ってないのに、吐き気とは？？？
母は夜、暴れる父と口論になったと言っていました（;´▽｀A“
そして朝方のおう吐。
寝ていないようで、私が１８日から夜はつきっきりで
付き添いをすることにしました。
「付き添いがあったら拘束具はしないんだって！」
「おお。そうか。ありがとな。」
あら、素直な父だけど・・ 父じゃないっぽい。
私が実家に来る前に、姉にメールでせん妄のことや
モルヒネによっても幻覚が出ることがあると伝えました。
そして、モルヒネの量も血中濃度をはかって量を増減したり
するところもあるとか。
今の病院はしてる？
寝てばかりもアレなので、モルヒネの量を減らしてみたりとかは
できないのかな？などなどメールしていました。
主治医は
「覚醒すると、当然家に帰りたいという感情や、死への恐怖感等も
あるし、付き添いで見る私たちにも上手く説明できないもどかしさも
あるし、暴れられても本当に困る。
今なら痛みも無く、すぐに寝てしまう為に恐怖感もないだろうし、
落ち着いているので、私たちにも負担なく看病ができる。」
とのこと。
工ｴｴｪｪ(´д｀)ｪｪｴｴ工
・・同じ病棟には認知症の方が数名いらっしゃって、
夜中も行き来が大変なのはわかってるけど・・・
寝てるから負担なく？？？？？？
拘束して、睡眠薬飲ませて眠らせるのが負担ないから
良いと？？？
やはり、転院させたいという気持ちが固まりました。
（死への恐怖感・・これだけははかりしれませんし、このとき
これで良かったのか？と今でも思います）
・・また、主治医は
「次女さん（私）が医大等の転院の話をされてたのですが、
医大もベッドが空いてない」
とも話されていたようです。
医大に電話したのよ～ヽ(`Д´)ノ
転院できないかって。そっちへ連絡行ったのかしらね。
医大に電話したけど、「主治医と相談して」と言われるのと
「セカンドオピニオン」として話を聞くことはできるとのこと
だったけど、話を聞くだけで４万円だった。払えない・・。
主治医は元医大の先生で、父の手術も医大から
先生が来て手術されたそうで、医大に行っても
同じ治療しかないし、もう手の施しようがないのだから・・と。
でも、縛って眠らせて最期を迎えさせるのだけは
イヤだった。
ふと、覚醒した父が
「・・・ここにいるくらいなら死にたい。」
「俺は自殺はしないけどな。」
とーさん・・・あなた、余命わずかなのに死にたいなんて・・
生きたいのに死にたい・・どうにかできないのか？
これも・・・せん妄？本音？
私が父の言葉を真に受けて一人で空回りしていたんだろうか