父のこと～その17～
※別ブログから記事を移動しました。 2011年のことで、覚書として載せておきます。
でかい荷物を持ったまま外は真っ暗になっていました。
まだ９月ですのでそこまでは寒くないけどやっぱり寒い。
マックが見えてきたのでマックでしばらくすごそうと寄りました。
久しぶりのあたたかいご飯（いや、ハンバーガー）
私は、けっこう人目を気にするのでずっとその場所にいることが
できなくて、食べるのが早い私はすぐに食べ終わってしまいすぐに
マックを出ることになりました。
そろそろ外は寒い。
（元）旦那に電話して「今どこ？何時くらいにこれられる？」と聞くと、
「台風で大変なのと、仮眠を取っていくから翌朝になる」とのこと。
がーーーーーーーーん。
どうしよう・・・夜中の３時と聞いていたから周辺をウロウロ
しようかと思っていたのに。
通り道にネットカフェがありましたが、どうしても中に入れなくて
ビジネスホテルを探しましたがどこも満室！連休前だったからか？？
携帯で現在位置を示しつつビジネスホテルを検索したら
昔、会社で使っていたビジネスホテルを発見！
調べてみると空室があった！
しかも、歩いて数分。
なんか、全部仕組まれてない？と思うくらいのすすみ具合でした。
チェックインするときに住所を書くのですが
「台風で大変ですよね～。飛行機とばなかったのかしら？」と言われました。
確かに大きな荷物持って関東に帰るって感じな姿だもんね。
「あはは、そうですね～」なんて言いながら部屋に案内してもらいました。
ふと、携帯を見ると高校の時の友達からメールが数件・・
あれから電話を切って心配でどうしたかと連絡をくれていました。
すぐに連絡を入れて、翌朝会おう！ってことになりました。
休むはずが、ずっと朝方まで千羽鶴を折っていましたがヽ(;´Д｀)ノ
でも、タイマーをかけて、久しぶりにベッドで数時間寝ることができました。
朝起きると、とてもいい天気！
友達との待ち合わせをマックにしてしばし待っていると友達の車が入ってきました。
友達は元走り屋さんなのに結婚してからやっぱり家族車になってる～！！
「あれから心配で寝られなかった・°・(ノД｀)・°・」
って言ってくれてこっちもウルウル。
何年ぶりに会うんだろうか心配かけてごめんなさい。
とりあえずマックでお茶をして友達といろいろ語りました。
友達の義父の命日が９／２１と聞いてびっくり！
「かぼすちゃんのお父さんが亡くなったのが９／２１って言ってびっくりしたよ～」
とのことで・・お互いびっくりでした！
ちなみに、母の実父の命日も９／２１なのには鳥肌が立ちました・・。
９／２１何かあるのか！？
友達の義父も癌で亡くなられたそうで癌患者を持つ家族の気持ちを
延々と話していました。３時間以上ヽ(;´Д｀)ノ
途中、ランチタイムみたいで「人が多くなったな」とは
思っていましたが、そんなに時間が経っていたとは。
（元）旦那達が来るまで一緒に待ってくれていたのです。
本当に友達には申し訳ないことをしました。
途中、やっと（元）旦那達が到着して久しぶりの挨拶をすませて、
一緒に昼食を食べました。
友達と別れて、（元）旦那達は銭湯で疲れをとりました。
そして、子ども達と一緒に千羽鶴を作るのにラストスパート！
何時間もかかって２３時にようやく出来上がりました！
本当だったら病室に飾りたかったんだけどな。
２２日は通夜で親戚達も来ていたらしく、
葬儀場へ行って千羽鶴を父の棺に置いてきました。
葬儀場は２４時間出入り自由で、花のむせかえる香りが印象的でした。
２組限定らしく、祭壇など見せて貰って生花がたくさんあって、
全て葬儀場で用意してくれるとか。
しかし、血の繋がった家族とはいえやはり香典は必要になります。
インターネットで調べたところ、１０万が相場とのこと。
同居していれば香典は必要ないけれど、
外に出て家を持っていれば家族であっても１０万円。
申し訳ないけれど今すぐ１０万円が出せなかった。
パソコンが壊れて、冷蔵庫が壊れて、次男のバカで数万円。
帰省で１０万円以上・・・
いざというときのためのお金を上記で使ってしまっていたのでした。
ごめんなさいと思いつつ、５万円を包んで渡しました。
姉が「えっ？？？なんで家族なのにお金出すの？？？」
って言っていましたが・・・・。マジですか・・・？
本当なら払うんだよ～と言うと、姉は親戚に
「こっちの地域でもそうなの？」って聞いていましたが
親戚は「普通はそうだけどね」と言います。
姉は「お金ないよ～。出さなくてもいっかな？」と言うので
「・・・お金ないのであれば、父さんだって無理しなくてもって
いうんじゃない？」と親戚は言います。
結局は出したのか知りませんが天然なのかどうなんでしょうね～。
親戚達の間では、母→エライ！ 姉→よく手伝ってくれてる
私→何もしない
の図が完成されているので、やっぱり悪循環だけど出席できない。
通夜も全部母と姉にまかせた。葬式もそうだろう。
まぁ、なにより茶髪では葬式に出るなと言われたから出ません。
（金髪でもなく、明るい茶色だったんだけど古い人間なので黒以外アウトらしい）
後で「茶髪でもいいから葬式には出て」と母が言っておりましたが断りました。
母が親戚にいろいろ言ってるから、フルボッコにあうって何度も説明しているのに
「そんなつもりで言った訳じゃない」も聞き飽きた。
やること（父を看取ること）はやったので千羽鶴も出来上がったし。
これで私はお役ご免だわ！