鬱とわたし2~その15~

2018年8月9日

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EMDRでトラウマ治療をしてもらいましたが、
その後のことを詳細に覚えていないので効き目はどうかというと
よくわかりません。
「わぁ、この治療したら劇的に変わった!」という感じではなかったです。

そして、まだトラウマである空き巣のことなども治療をしてもらおうと思っていたところ・・
心療内科から電話があり、「主治医が病院を辞めたのでEMDRできる医師がいません」とのことだった。

・・え!?先生が辞めた??そんな話は全然聞いていなかった。
EMDRの治療ができる病院も近くにはありません。
「カルテはこちらにあるので、何かあれば紹介状や別の医師での治療はできます」と言っては
くれましたが、先が見えなくなりました。

そんな時、実家の母から電話がありました。

余命は1~2カ月とのこと。
そして、父からも電話があったのですが私は電話に出ませんでした。
これは後々後悔することになります。

これの詳細はこのシリーズからどうぞ→「父のこと~その1~

もうこのまま会わずに過ごしてしまおうと思ったのですが、
おっさんと次男は日帰りで私の実家まで行って会ってきたそうです。

しばらくすると、姉から電話があり「もう手の施しようがない」と聞いて
もっとなにかできるんじゃないかとインターネットで色々調べて姉に
伝えてはいたのですが、メールや電話では伝わりにくいので直接会いに行くことにしました。

自分なりに調べたことなどをノートにメモして主治医に相談しようと
思っていました。

一人で飛行機に乗ったのですが、すごく不安で添乗員さんに
「ちょっと一人で不安です」と伝えると、案内から細かく気を使っていただいて
びっくりしました。
飛行機に乗り込む前から席まで一緒についてきてくれました。
歩いている時に「父が危篤で帰省するんです」と話しました。

そして飛行機から降りるときに添乗員さんが私にとあるものを渡してくれました。
それは、手紙と折り鶴でした。
私はその時、千羽鶴を折っていてまだ数が足りなかったのですが
サイズも丁度良く、自分で折った鶴と一緒に使わせていただきました。

手紙には

私は17歳の時に父を亡くしてなぜもっと優しくできなかったのかという後悔でいっぱいでした。
父の死からたくさんのことを教えてもらいましたし、自分が成長できる大きなきっかけとなりました。
幼いころから父に語っていた夢はCAになることでしたので、CAとして一生懸命働くことが
父にできる親孝行だと思っています。

父の死から自身の軸となった”人の支えになる”をモットーにお客様に少しでもできることはなかと
いつも思っております。
お父様のご回復を我々一同も空の上から祈っております

かなり省略しましたが、こんなお手紙をもらいました。

泣いてしまうでしょう。こんなお手紙をもらったら・・・
泣きながらお礼を言って迎えに来てもらった姉と合流しました。

ここから先は「父のこと」とダブりますがイラスト付きで
私の考えとちょこちょこ書いていこうと思います。

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イラストメモ
使用ソフト
イラスト:Photoshop

同じようなイラストが多いのは気のせい・・・!

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