かぼす道:ペットの思い出

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前回、猫の事を書きましたが、可愛がっていたペットを
捨てられることが多くてどうにも親を信用できませんでした。
猫のシロを飼ってしばらくしてもう一匹茶色の猫が迷い込んで
来て、その猫も飼うことになりました。

どうしてすぐに捨てるのか

ウサギも飼ったのですが、フンなどの臭いが両親には不評で
それでも私が掃除をして頑張ったのですが、冬の寒い時に親から
「山に帰してきた」と聞いてショックでした。
野生のウサギならまだしも、譲り受けたであろうウサギをそのまま
冬の山に捨てるとどうなるかわからないのだろうかと、小さいながらに
思いました。
親の言う事は絶対なのでこれも強く言う事は出来ませんでした。

こんなこともあって、自分の大切なものを奪われるという感情を
二度と味わいたくないので、過剰に守ってしまいます。
それは、自分の子供には顕著にでました。
自分の子供を取られたくないという思いが強すぎて、義実家を
避けたり、勝手に連れていかれると「連れていかれた!」と
ぶつけられない怒りをおっさんにぶつけてもいました。

こんなことの積み重ねで性格が作られていくんだろうな。
わかってはいるけど、この感情はどうにもできません。
ですが、今息子が親と一緒にお出かけしたとしても何も思わないし
取られたとも思いません。
年を取ると変わるもんですね。

ペットはもう今のインコが最後かな。
まだまだ長生きしてほしいな。

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イラストメモ
使用ソフト
イラスト:CLIP STUDIO PAINT PRO
線画:マジックペン

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