公正証書~うちの場合2~

2021年11月2日

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離婚協議書を元に公証役場に行き、公正証書にしてもらいました。
これは公正証書の書き方ではなく、離婚協議書から公証人が書き起こした文章です。

離婚協議書~うちの場合~←離婚協議書はこちら

(誤字等あったらすみません。とにかく疲れた)

平成○○年×××号

養育費支払い等契約公正証書

本公証人は、当事者の嘱託により、次の法律行為に関する陳述の趣旨を録取し、
この証書を作成する。

第1条(離婚の同意)

夫 ○○○○(以下甲という)と妻 △△△△(以下乙という)は、離婚することに合意し、
子の養育費の支払い、財産分与などについて以下の通り合意した。

第2条(親権者および監護権者)

1 甲乙間の未成年の子である長男 ****(平成*年*月*日生、以下丙という)の親権者を
乙と定め、乙において監護養育する。

2 甲乙間の未成年の子である二男****(平成*年*月*日生、以下丁という)の親権者を
甲と定め、甲において監護養育する。

第3条(養育費)

甲は、乙に対し、丙の養育費として、平成**年*月から平成**年*月まで毎月**日
(該当日が金融機関の休業日に当たるときは全営業日)限り、1か月当たり金**万円を
乙の指定する指定機関口座(下記のとおり)に甲の負担により振り込み支払う。

銀行名 ***銀行(他行からの振り込み用口座で表示)
店名  ***
預金種目 普通預金
口座番号 123456

第4条(特別の費用)

1 乙が、丙の病気及び怪我等のために特別な出費を要したときは、
甲乙協議の上、甲の負担分を定め、甲は乙に対し、これを支払う。

2 甲及び乙は、前条の養育費の支払いとは別に甲が丙の**大学卒業までの間の
授業料(平成**年度は金***,***円、大学院の入学料金(平成**年度は金***,***円)を含む)
を負担し、これを支払うことに合意した。

3 前項までに定めるほか、丙について、特別な費用を要する場合は、
別途甲乙間で協議を行うものとする。

第5条(国民年金、国民健康保険)

甲及び乙は、甲が、乙及び丙の平成**年*月分から平成**年*月分までの
国民年金および国民健康保険に関する払い込みを負担し、これを支払うことに合意した。

第6条(学資保険)

甲及び乙は、下記学資保険の契約者および受取人名後を乙に変更することに
合意し、こうにおいて、平成**年*月末日までにこれに要する変更手続きを行う
ものとする。

保険会社 ○○生命保険株式会社
商品名  ○○学資保険
証券番号 (***)****-****

第7条(財産分与)

1 甲名義の下記記載の不動産(以下本件不動産という)は、そのまま甲に帰属
させるものとする。

不動産の表示

(土地)
不動産番号 *********
所在   ○○県○○市○○○丁目
地番   ○○番○○
地目   宅地
地積   ***・**平方メートル
(建物)
不動産番号 *********
所在   ○○県○○市○○○丁目○○番○○
家屋番号 **番**
種類   居宅
構造   ****
床面積  1階 ***・**平方メートル
2階 ***・**平方メートル

2 甲は、本件不動産を、賃料相当分を財産分与として、乙が、
平成**年*月から平成**年*月まで無償で使用することを承認する。
ただし、上記期間中の本件不動産の維持修繕に要する費用は乙が負担する。

3 甲は、本件不動産購入時に借り入れた住宅ローン
(借入先 ○○銀行○○支店)及び公租公課(固定資産税)について、
これを平成**年*月から平成**年*月まで責任をもって支払う。
4 甲は、平成**年*月以降において、本件不動産を売却する。

5 甲は、前項により得た売却代金を前項記載の住宅ローンの弁済に充当するものとし、
残債務がある場合は甲がその全額を負担する。

6 乙は、第4項による本件不動産の売却が確定し次第直ちに本件不動産から退去
するものとし、退去に要する費用は、乙の負担とする。

第8条(通知)

甲及び乙は、住所・居所・連絡先に変更が生じた場合、本契約の履行に必要な範囲において
互いに通知義務があることを確認し、速やかに通知する。
なお、甲において、職場・勤務先等に変更が生じた場合は、速やかに乙に通知する。

第9条(清算条項)

甲及び乙は、本契約に定めるもののほか、なんら債権債務がないことを相互に確認した。
また、甲及び乙は、甲及び乙以外のものが本契約の内容に一切干渉することのないように
することを相互に確認した。

第10条

甲は、本契約に基づく金銭債務を履行しないときは、直ちに強制執行に服する旨陳述した。

以上