かぼす道:いじめと心と
私は、小学校から高校まで友達関係で何かしらありました。
仲の良い友達は一握り。
今思えば面倒がなくてそれでよかったと思います。
高校生の時の友達は今でもLINEで連絡を取り合うくらいなので
友達になってくれて本当にありがたいです。
うちの甥っ子はいじめにより数年前に自殺しました。
軽い障害があり、とても純粋な子だったのですが
悪い友達に万引きの強要と暴力により心を閉ざして
首吊りに近い状態で見つかりました。
いじめた子達は反省するどころか「俺たちがいじめたから自殺した」
と話しているそうです。
多分、自分がいじめられるかしないと気持ちはわからないかも
しれないし、一生わからないかもしれない。
同じことを繰り返すかもしれない。
それでも自分には何もできません。
そして、昨日母から電話があって叔母が脳梗塞により入院した
と聞きました。
母の家系は脳梗塞で死んでいる人が多いのです。
祖父、母の兄弟も脳梗塞です。
叔母はたまたま家族の目の前で症状が出てすぐに救急車で
運ばれて容態はまだよくわかりませんが入院しているとのこと。
母に「○○叔母さんも脳梗塞で亡くなったんだよね?」と、
15年くらい前に亡くなった叔母さんの話をすると、母は
「○○叔母さん、実は脳梗塞ではなく自殺だった」と
聞いてかなり驚きました。
姑と小姑によるいじめによって心を壊してしまい自殺してしまった
とのことでした。
交遊関係が多かった叔母さんの葬儀にはたくさんの人が来て
お坊さんが「これほど参列者の多い葬儀は初めてです」と
言ったそうです。
母からは脳梗塞で亡くなったと聞いていたのですが、
私たち(姉妹)には真実は言えなかったと母は言っていました。
人から攻撃されて自ら命を絶つ無念さ。
叔母さんに最後にあったのは、姉の結婚式の時で私は長男(0歳)を
抱っこしていました。
叔母さんは「お姉ちゃんも結婚するし、かぼすちゃんは子供もいる。
私の子供たちは結婚すらするかもわからない」と泣き始めました。
当時の私は、姉の結婚式での感涙と思っていましたが、もしかすると
姑と小姑に跡継ぎの件で言われていたのかもしれない。
精神を病んでしまって死を選んだ叔母さん。
もう、いじめと聞くと心が痛くてやれません。
NGTの山口真帆さんの件でも心が痛くて大人の世界は汚くて
でも、自分ではどうしようもできなくてもどかしい。
SNSの匿名性を利用して人を攻撃している人も嫌い。
一番いいのは目に入れないようにすることだけど、身近な人の場合は
やっぱり首を突っ込んでしまう。
一人で悩まずに周りに助けを求めて欲しい。
残された人は、死んだ人のことを一生忘れない。忘れられない。
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イラストメモ
使用ソフト
イラスト:CLIP STUDIO PAINT PRO
線画:ぐりペン
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