イエスマン

2018年8月18日

息子と会話していると、また昔を思い出したらしく、
息子は以前、おっさんに「お前はイエスマンだな」と
言われたことを言っていた。
これは前も聞いたことだけど、何でもお母さんの言う事を
聞いていて疲れないか？とよく言われていたらしい。

全てにおいて何でも肯定しているわけでもないし、
ただ食に関しても趣味に関しても同じものが
好きで相性は悪くないと思う。
しかし、おっさんはそれが気に食わないんだろう。

カレーは「普通」のカレーがいいらしいが、
私は具を大根にしたり、里芋を入れたり
いろいろ変えるのが好きだ。
でも、ジャガイモとニンジン、玉ねぎの「普通」の
カレーじゃないとおっさんは気に入らない。

息子と二人で暮らしていて、やはりお互い気を使って
暮らしている。
これを言ったら棘があるだろうから、やんわり言おう、
この言い方だとムカつくだろうから、違う言い方にしよう
などなど・・・。
これはおっさんがいる時から私は気を使っていますが、
おっさんは気付いていないだろうなぁ。
おっさんも、「自分の方が気を使っていた」と
言うかもしれませんが、言っていい事と悪い事の区別や
それを言うと他の人がどう感じるかということを考えずに
言葉を発するので選んでいるつもりだろうけど、
結局は人を傷つける言葉を発します。

家族であっても、気遣いは必要。
イライラして当たっても、どっちも気分が悪いもの。
気分よく暮らすにはどっちかが折れるか
ケンカにならないような話し合いが必要。
それはまだ気が合ったもの同士だからできることであって
おっさんと同じような環境に居たらここまで
落ち着いて考えられなかったでしょう。

別居してから体調がよくなり、離婚してしばらくすると
霧が晴れたように頭がすっきりしました。
何でも反論されたり、押さえつけられていたら
心がつぶれてしまいます。

息子の気遣いもあって、だいぶ前のように動けるように
なっています。
普通に起きて、普通に生活して寝る。
こんなストレスのない生活があったとは、今までもったいない
日々をすごしたもんだなぁ。