生煮え

2018年8月9日

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おっさんはほとんど料理をしませんが、たまに作るときもありました。
(私が家事ボイコットしている時など)

シチューやカレーなどルーを使って簡単にできるものばかりですが、
まぁ、作ってくれるだけでもいいもんです。

私は煮込み系を圧力鍋で作っています。
ニンジンなど生煮えが嫌いだし、何より火にかける時間が3分であとは放置でいい。
光熱費の節約にもなるし料理している時間を他の時間に使えるのもいい。

しかし、おっさんはこだわりがあって、野菜を炒めてから煮る。
玉ねぎもあめ色になるまで炒めてじゃないと気が済まないらしい。
男ってそんなもんらしいですね(うちだけだったらごめんなさい)

毎度「圧力鍋使えば?」と言ってもかたくなに炒める。
私はシチューに焦げがあると嫌なタイプ。
玉ねぎとか炒めちゃうとシチューの色が濁っていやなんですよね。
でも、おっさんはカレーと同じく炒める炒める炒める。
シチューの箱に書いている作り方で作ったと思うんだけど、食べてみると

しかも、ルーを使っているというのに味が薄い。
水の量を間違ったんだろうか?シチューの味がしない。
いわゆる「まずい」。
薄いシチューの汁に生煮えの野菜を突っ込んだ料理。

「味薄くない?水分量間違えた?」と聞くと不機嫌な顔になるおっさん。
(美味しいとでもいえばよかったのか?)
息子が塩かけて食べるとちょっとは食えそうというと、おっさん寄りの次男が

「食えねぇわけないじゃん!!普通にシチューだろうが!」と叫びます。

いや、喧嘩したいわけじゃなく、ただ水分量間違ったのかなと・・。
生煮えの野菜も、もしかしたら私と息子だけだったのかしらと
洗剤入りのコーヒー同様邪推してしまうのでした。

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