父のこと~その3~
※別ブログから記事を移動しました。 2011年のことで、覚書として載せておきます。
(2011年)9月11日に父に会ってからというもの
まさか拘束されているとは思わず・・orz
確か、病院に電話したときに
「眠れないということで睡眠薬を処方しています」
昼に寝てて、夜は覚醒してるらしい。
肝臓が機能していないので、薬がたまっている状態になるとか。
付き添いがいたら拘束具は取ってもらえる。
夜は母がいるけど、やはり寝るので拘束される。
昼前に姉と交代。これを繰り返していたらしい。
拘束される→暴れる→さらに拘束される
・・・暴れる時点でおかしいのですが普通の父なら考えられない。
「帰りたい」「警察を呼んでくれ」
ここは、分かる気もするのですが
「亀がおる」「この虫はどこから入ってくる?」
これは幻覚。
やっぱりせん妄なんだろうなと思う。
せん妄とは、
意識混濁に加えて幻覚や錯覚が見られるような状態。
健康な人でも寝ている人を強引に起こすと同じ症状を起こす。
ICUやCCUで管理されている患者によく起こる。急激な精神運動興奮(カテーテルを引き抜くなど)や、
問診上明らかな見当識障害で気がつかれることが多い。
大手術後の患者(術後せん妄)、アルツハイマー病、
脳卒中、代謝障害、アルコール依存症の患者にもみられる。wikiより
父も、カテーテルを抜こうとしたり、胆汁を出すためのチューブを
抜こうとしたりしていたので、拘束されたらしいです。
また、肝機能が悪いとせん妄を引き起こすと後で別の病院の
先生にも聞きました。
11日に会ったとき、父に
「なんでこの総合病院に入院したの?癌なら医大でしょ('A`)」
と話したところ、
「まぁ、じいちゃんもここに入院したし・・・何よりも痛かったから。」
と、答えました。
そして、数秒寝る・・・・。ふと起きて、
「じいちゃんの時よりも・・ここは・・汚い・・。」
確かに。祖父が亡くなったのは25年前。そりゃ汚れるよねぇ。
シミも・・傷もあって汚いわ。
6人部屋で末期癌・・・
個室が空かないために、普通の患者さんと一緒にいる。
こっちはもう息絶え絶えなのに(´・ω・`)
父はおっさん(元だんな)に
「東京の方でいい病院はないかの?」
と聞きました。
私は、父が入院する前に電話をしてきたのは・・・
こっちでいい病院がないか、聞くためだったのでは!!!
とショックを受けました。
私が電話に出なかったから、田舎の病院で入院することしか
できなかった・・。
私が電話に出ていて、病院を探していたら・・・!!!
拘束具を取ってから、手を頭の上にあげて自分の髪を
とかしたり、寝返りをうとうとします。
寝返りは、肋骨下付近からチューブが出ているので危ないと止めました。
まだ言えばわかるので、幻覚(夢の世界)→現実を行き来している
みたいでした。
でも、
「この病院はダメだ。わやしよる。(ひどいことをする)」
転院して違う治療を受けたいと。
「治ると思って入院したのに」
「まだこの子ら(孫)を見たいし、面倒も見なくちゃあかんのに」
「老後ゆっくりしようと思っていたというのに・・・」
「お前達の家をまだ見に行ってないけぇの。見にいかんにゃぁの。」
「おお。行くよ。一度は見に行く。」
○○まで遠いよ・・早く元気にならないとねと言いました。
どうにかできないか。
もう、手の施しようがない。
このまま拘束されたまま、最期を迎えるのか?
まだ他に方法はないのか?
せめて、個室のある病院に転院させたい。
そして、減黄の為の手術も違う方法があるのであれば
それも試してもらいたい。
何か・・何かないのか????
この考えは主治医を怒らせることになりました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません