トラウマ級の出来事
昔からおっさんは酒を飲むと泥酔して
田んぼに落ちたり、割れたコップの上に転んで血だらけになったり、
トイレに顔突っ込んで寝てたり、お風呂に入ったまま寝てたり
もう数えきれないほど迷惑をかけていた。
時には部下の家に同僚を泊まらせてくれと夜2時に連絡を入れて、
隣の奥さんがうちまでやってきて「まだ連絡がこないんですが・・」
と言ってきた。
結局、それから数十分で帰ってきたら、同僚は帰宅していて
部下に電話したことなんて忘れている。
泥酔しているので会話もままならない。
こんなことが続き、飲酒禁止令を出した。
飲み会にも参加できずブツブツ言っていたが、
忘年会など「泥酔しない程度なら」という条件で飲みには行かせていた。
その日も飲みというので先にお風呂に入り
ゆっくりしていると23時ころに電話が鳴る。
こんな時間に誰だろうと電話に出ると
「(ピーポーピーポーピーポー)○○さんのお宅ですか」
とBGMが救急車orz
「○○さんが酩酊状態で倒れているところ通報がありました」
「意識がはっきりしない」
などなど言っていた気がするのですが、パニックになってしまい
覚えていませんorz
とにかくサイレンの音が怖くて怖くて仕方なかったです。
うちの市には救急指定病院が近くになく、隣の市まで行くとのこと。
当時、あまり運転をしていなかったので初めて行く道でもあり、
寒さも手伝って体の震えが止まりませんでした。
子供たちも寝ていて呼ぶこともできず、
一人でナビを付けて迷いながらも指定された病院に行きました。
しばらく待合室で待って、処置と検査が終わったと
呼ばれておっさんを見ると、顔が裂傷だらけ。
酔ったまま自転車に乗り、そのまま顔から地面に落ちたらしい。
もう、だめだーーーーー。
コイツにはお酒を飲ませちゃだめだーーーーー。
お会計のときに保険証が見つからなく、
どこにあるのか聞いても酔っていて話にならない。
とりあえず、お金を何千円か何万円か払って
後日、保険証を出して差額を返還で帰宅した。
翌日、酒が残ったまま顔がはれあがった状態で
仕事に行くというので「今日は休め!!」と休ませた。
目はお岩さん状態。唇の裏側の裂傷でたらこ唇。
もう一度病院に行って処置と支払を済ませた。
こんな感じなので、食事も柔らかいものしか食べられない。
口が動かせないらしい。
プリンなら食べられるというが、プッチンプリンも
何個も買うと高いので自分でプリンを大量に作った。
これは子供たちも喜んでいるのでいいが・・
これを機にまた禁酒するようにいったのだけど数か月後に
「同僚にまだ禁酒なんですか?って言われた」と言ってきた。
はぁ?
言われたから何?
あんた酒飲んだらろくなことにならないでしょ?
焼肉するときとか1本とかは飲ませてるじゃん?
量が足りないのか?
飲みに行くたびにこっちは迷惑してるんだよ!
これも離婚理由の一つかなぁー。
救急車の音がするとこれを思い出してしまいますorz
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