鬱から今まで

2018年8月9日

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最初に行った心療内科はただ薬を出したかったような病院で簡単に鬱の診断が出た。

私が気分が落ち込むと言えば「鬱だね」と決められてしまう。
鬱ではないと言われるともうどうしようもないんだけど、納得いかない。
当時、息子の幼稚園の園長さんがいい病院を知っていると言って紹介してもらった。

家族構成や思っていることなど問診票に書くことがあり、
「あ、ここは私のことをどうにかしてくれる」と思いましたが、
話を聞くまでもなく、問診票をながめて「鍵がかかっているかどうか心配にならない?」と
聞かれ、まぁそれはありますがというと「強迫性障害だね。」と言われました。

ネットで強迫性障害のことも見たことはありますがこれも腑に落ちません。
「それじゃ、薬出しとくから次予約してね」と言われましたが、
私は強迫性障害の他の症状とはあわないと先生に訴えると

「え?僕の診断が気に入らないの?それじゃ、もういいよ」
と言う事で、薬をもらわずそのまま診察代だけ払って帰りました。

自分に合った病院を探すことがどれだけ大変か痛感しました。
しかし、自分に合った病院とはなんだ?言ってほしい言葉はなに?
おっさんがひどいから鬱になったんだね、休んだらいいよとか?
専業主婦が家事もせずに家にこもり、寝てばかりだと怠けているとしか見えない。
私としては早くこの状態から脱したかった。

ちょっとした願掛けで、「髪の毛が短いほどいいことがある」と思い込むことで
気分をあげていた。

もうベリーショートもいいところで、息子と同じ髪型くらい短いときもあった。

しかし、途中で気づいてしまった。
おっさんが私の体調を握っている。

精神的攻撃で元気になってもすぐに落とされる。

おっさんはいつも言う「褒められたい」「お礼を言われたい」

私がこの状態なので会社では「よくやってる」と褒められるそうな。
このままいると私がダメになってしまう。
おっさんに「代理ミュンヒハウゼン症候群って知っているか。あなたは私にこれをしている」
と訴えたことがあるけど、自分は全く覚えがないらしい。

離婚前に別居していた。
次男の問題行動が増えて、おっさんが転勤という口実で県外に
次男を連れ出した。

おっさんと次男とかかわらなくなって不安定な波が落ち着いてきて
寝込むこともなくなってきた。
別居してからもおっさんからメールや宅配などで爆弾が落とされるわけですが。

専業主婦は寄生虫だとネットでも言われていますが、
今では外で働くのも鬱を理由にできないとは言いません。
どうしても離婚前までは出来なかった。動けなかった。

養育費と個人経営での貯金でまだ働かなくても大丈夫ですがもっとお金を貯めたい。

離婚しなければ、まだ鎖にがんじがらめになって寝込んでいたでしょう。
精神的に楽ってすばらしい。

私に必要なのは、おっさんと離れることだった。

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