鬱とわたし2~その6~

2018年8月9日

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私から電話はほとんどしないのですが、今回は大きなお金が
動くという事で親に相談しようと思い切って電話しました。
これも薬の力を使って落ち着いた時でないとできませんでした。

今だと、私何言ってるの?と思えるのですが、その時には「○○のせいで私はこうなった!」という
考えが強かったので父親の言葉が胸に突き刺さりました。

そして、たぶん私は親に相談するということは「いくらか援助してもらえるかな」という
甘い考えもあったと思います。

父親に相談すると「まぁ、そこはお前たち夫婦のことだから○○君(おっさん)とよく話し合え」で
終わりました。
ここで援助してもらっていたら本当に申し訳ないことをする所だった。
離婚して家を手放すのだから。反対に良かったのかもしれない。

そして、その後姉夫婦が中古の家を購入したのですがその時に母から電話があり

「姉ちゃんの家は和式で汲み取りなのよ~!お父さんが200万やるからリフォームしろって
言ったんだけど、断られちゃって~」とわざわざ言ってきました。
はぁ・・そこでも私は姉をひいきしていると考えてしまうのでした。

とにかく、援助してもらわなくてよかったという事が10年年以上経ってようやくわかりました。

うちの親は心療内科に良い印象がなく、まだ病院に通っているのか。と言います。
そして父親が母親に電話を替わってから話した内容は

「親戚には精神病のことは話してないから安心して帰省してきてもいいのよ?」

でした。
父親の言葉にショックを受けていた私はさらにショックを受けてしまいました。
相談するんじゃなかった。電話するんじゃなかった。
私は精神病で誰にも知られてはいけない存在なんだと落ちて行きました。

今はそんなこと微塵も思わない。
うちの親世代は心療内科・精神科に対する偏見が大きいみたいです。

ちなみにうちの父親は同和問題で言われている差別をする人です。
一度その件について言ってみると「そうやって親から教育された」とのこと。
結婚するときには興信所を使って調べる。うちの姉の結婚相手のときにも調べていました。
父は「親から殴られて育ったから俺も同じようにする」と言っていました。
男の子と女の子違うでしょ?とも思いましたがこれが父なのです。

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イラストメモ
使用ソフト
イラスト:Photoshop

フルカラーよりは早く描けるかな。
もっと練習せねば!

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